お肌の曲がり角は一般的に「25歳」と言われていますが、あながち嘘でもないようです。私と同年代の方はすでにふた回りを過ぎているかも。
いくつになっても、お肌の悩みや髪の悩みは尽きることがありませんよね。
白髪になってきた、髪が細く薄くなってきた。また、顔のシワやたるみが気になる、まぶたが下がってきて目の印象が全然ちがう人みたいのなる、など。
「年齢相応」で自然にまかせるという方もいますし、できるだけ若い頃のように保ちたいと考え方も人それぞれです。
今回は『髪』についてのお悩みとケアの仕方をまとめましたので、参考にしていただければ幸いです。
白髪のお悩み
「白髪」は加齢や遺伝、栄養や睡眠などの生活環境の乱れなどにより、メラニン色素(黒い色のもと)が作られなくなり、光を反射し白く見えてしまうのものを言います。
メラニン色素は髪に色を与えているので、作られなければ色がなくなり、その部分に光が当たりキラキラするということですね。
30代くらいになるとちらほら白髪が出てくる方もいらっしゃいますが、50代くらいで白髪が生え際や一部にまとまって生えてくる方も。
少しの量であれば、それほど気にならないかもしれませんが、目立つようになってくると「白髪が多くなったな」「染めてみようか」と思うことでしょう。
私は遺伝だと思いますが、白髪が若い頃から多かったので、本当に悩みの種でした。
はじめは家庭用のヘアカラー剤で、それから美容室で染めてもらったり、ヘナカラーやヘアマニキュア、オーガニックカラーを試してみたり、現在はジアミンフリーの「ノンジアミン」という薬剤で染めてもらっています。
一般的には「白髪染め」「ヘアマニキュア」「ヘナカラー」で対応することがほとんど。
また、染めずに「グレイヘア」という選択肢もあります。
体に取り込む栄養も大切な要素です。よく言われているのは、黒いものを摂取するということ。
- わかめ
- のり
- 黒ゴマ
- 卵
- アーモンド
- 乳製品
- バナナ
- くるみ
などです。
バランスよく栄養を摂取し、きちんと睡眠をとる、軽い運動をして血の巡りを良くすると、ストレスが減り、体全体の血行が良くなっていきます。毛が生える大本の部分の毛乳頭にも酸素が行き届きますから、元気な髪が生えてくることでしょう。
また、白髪を染める場合でも自分のスタイルにあったものを選べば、きっと毎日がストレスなく過ごせるかと思います。
それでは、白髪染める方法を5種をご紹介していきますね。
ヘアカラー
一番手軽に髪を染められるヘアカラー。
薬剤を使用することにより、明るいブラウン、グレイがかったブラウン、ブラックなどの髪色に染めることができます。おしゃれ染めとも呼ばれ、美容室だけではなく、ドラッグストアで手に入るヘアカラー剤で自宅で染めることもできます。
薬剤を使用しているので、アレルギーに対するパッチテストを行い、大丈夫であれば自宅で染められるでしょう。
自分で髪を染めるコツは、大きな鏡や洗面所の鏡の前で、首から下にケープかタオルを巻き、くしか毛染めブラシで少しずつ染めること。
特に後ろは染め残しが多くなりますので、気を付けましょう。染めの時間を守り、しっかり洗い流したらトリートメントをして髪を保護。
白髪染めの種類によっては、髪を痛めにくいものもあるので、箱に書いてある注意書き他を読んでから購入しましょう。
ヘナカラー
ヘナカラーは「ヘナ」の木の葉を乾燥させて粉末にしたものです。以前はヘナ100%しか手に入らなかったように思いますが、現在では、インディゴが入っていたり、カラーも豊富になっています。
100%のモノを使用すると、オレンジ色~赤っぽく染まります。日陰ではそれほどでもないですが、陽にあたるとオレンジ色に見えます。
ヘナはつやがでるので、髪を守るという面ではよいかもしれません。私も何回か使用しましたが、染めるときに粉を溶き、塗り広げるのに少々コツがいるようです。
オーガニック系で染めたい方には、良いかもしれませんね。
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ヘアマニキュア
ヘアマニキュアは染料ではなく、髪の表面に色がつくので、シャンプーすると色が落ちていきます。
ヘアマニキュアは地肌に着くと、地肌が染まってしまい一度のシャンプーでは落ちません。
美容室で染める時には、美容師さんの技術が必要になりますので、腕の良い美容師さんにお願いしましょう。
ノンジアミン
髪をヘアカラー薬剤で染めていると、アレルギーが出ることがあります。
私も30年近く染めていて、ある日、シャンプーした後のお湯が顔にかかり、アレルギーがでてしまいました。
皮膚科で聞くと、原因はよくわからないが、もしかしたらヘアカラーの成分かもと言われました。
その後、ノンジアミンカラーで染めるようになり、アレルギーにはなっていません。
ノンジアミンは、作っているメーカーも、カラーの種類も少ないようです。私はダークブラウンで染めてもらっていますが、染め上がりは満足しています。また、髪がやわらかくなったように思います。
カラートリートメント
カラートリートメントは、シャンプー前やシャンプー後に使用し、5~15分くらいの時間をおき、洗い流します。使用するたび、徐々に染まっていき、白髪をカバーしてくれます。
トリートメント作用があるので、髪にやさしく柔らかさやしなやかさを期待できます。
シャンプーをやめれば、元の髪色にもどっていくので、継続が必要ですが、やめたい時にやめられることができます。
ドラッグストアや通販で手軽に購入できますので、一度試してみてはいかがでしょうか?
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グレイヘア
白髪がでてきてもそのまま伸ばし続け、黒髪が多い、黒髪と白髪の割合が半々、白髪が多い、ほとんどが白髪と、割合がちがうだけで、その人の印象もだいぶちがって見えるグレイヘア。
グレイヘアにする勇気もなかなか出ず、ノンジアミンカラーで染め続けている私ですが、いつかはグレイヘアにとも思っています。
グレイヘアになっても素敵に見えるポイントは「清潔感」でしょう。きちんとシャンプーしてあり、髪にもツヤがある。長くなれば結んでみたり、外はねにしたりパーマをかけたりアレンジもできます。
グレイヘア独自のアレンジや髪型、染めるというわずらわしさから解放され、気持ちが軽くなる人も多くなっているようですね。
今すぐではなく、少しずつステップを踏みながらグレイヘアにしていくのを楽しみにしても良いですね!
髪にまとまりがない
髪の毛に油分がなく、ぱさぱさバサバサな髪になるとまとまりにくくなります。ブラシを通してもからまりやすく、無理に通せば余計にキューティクルが傷ついてしまいます。
主な原因
- カラーやパーマ剤
- 紫外線
- シャンプー剤での洗浄のしすぎ
- 水分の低下
- 加齢によるもの
それぞれを解消するには、
- カラー剤、パーマ剤を使用を減らす
- 紫外線対策をする
- 刺激の少ない、アミノ酸系のシャンプーを使用
- 保湿成分のあるシャンプー
などがあげられます。
髪が絡まないブラシやオイルを使用し、髪の毛を保護ケアしてつやつやを保ちましょう!
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まとめ
今回は、白髪のケアとまとまりのない髪のケアについて、まとめてみました。
白髪を染めるにしても、グレイヘアを選ぶにしても、自分自身で負担が少なく、あまり手のかからない方法で、きれいを保てると良いですね!