アラカンシニアの皆さんは
定年後の趣味、専業主婦の方だったら、毎日をどのようにして過ごそうかと考えるなんてことも増えてるのでは?
家の掃除や食事作り、お孫さんの相手をすることで生き生きして過ごす方もいますし、空いた時間をどんなことで埋めればいいかと、真剣に悩んでしまう人もいます。
私は適度に仕事をして必要とされ、家のこともイライラしない程度に整えておきたいというタイプです。
ムリをしてしまうと心がザワザワとパニックになってしまうので、日頃から自分の許容範囲を決めているみたいなところがあります。
何回かそのような体験をして、今があるという気持ちでいますが、時々本当にこれでいいのかな?と思うことも。
ですから、許容範囲を広げ人とお付き合いして、世界を広げていきたいとも思いますしね。
今回は、世界を広げてみるというテーマで趣味や仕事、ちょっとしたチャレンジなどについて書いていきます。
ひとつでも参考になればうれしいです。
楽器を習ってみる
小さい頃、両親の勧めで楽器を習ったけどすぐにやめてしまった…
友達が習っていて、かっこいいから私も習いたいと思っていた…
大きくなってから興味が出てきた、またその音色が好き…など
様々な理由で、音楽を聴き、楽器の音に惹かれている方は多いですよね。音楽を聴かない人はいないのではないでしょうか?
アラカンシニア世代なら、歌謡曲、ニューミュージック、JPOP、中には童謡や演歌を聞きながら育った年代。
私は音楽ジャンルは問わず聴きますが、小学校の頃、朝礼や掃除の時間、最終下校の時に流れていたクラシックが好きでした。
その頃の記憶がずっと残っていて、
サンサーンスの「白鳥」やビゼーの「アルルの女~メヌエット」が大好きです。
この曲を聴くと一気に小学生のあの頃に戻り、キラキラしていた太陽の光や、暑い中校長先生の長いお話しを聞いたことや、誰もいなくなった校庭に流れる
「最終下校が過ぎました、まだ校庭や教室に残っている人は早く帰りましょう」というセリフまでフラッシュバックしてきます。放送委員だったので余計に覚えてるのでしょう。
この記憶が、大人になってから「フルートが習いたい、バイオリンが習いたい」という気持ちにさせているのだと感じます。
最近はオーケストラを聴きに音楽ホールに足を運んでいます。チケット代が高いものもありますが、中規模のオーケストラの、年に一回の演奏会などは無料だったりお気持ちでというところもあります。
気軽に音楽に触れる機会を増やすことも、アラカンシニアの健康を保つ一役になります。クラシックには体を調整したり、運をあげたりするといううわさもあります。
そういうことは単純に信じてしまえば、心や体に良い影響があると思っています。
私の父はお祭りのお囃子の横笛を吹いていいたこともあり、横笛を習いたいと教室を探していたこともあります。
フルートや横笛が肺活量も必要だろうなと思い、この年齢ではきつい…
以前から興味のあったバイオリンの体験教室に申し込もうと思っています。きっとそのまま入会する予定で。
テレビドラマの「G線上のあなたと私」の松下由樹さんに姿を重ね、波留さんのセリフに心を打たれ、繰り返し見ていました。
「リバーサルオーケストラ」では、天才バイオリニスト役の門脇麦さんの演技やオーケストラ演奏のシーンに心打たれ、「さよならマエストロ」では芦田愛菜さんの葛藤と當真あみさんの言葉に涙していました…
アーティストのライブは若い頃から行っていましたが、オーケストラの演奏会に足を運び始めたのは、2~3年前からです。
最近では東京都交響楽団「ドラゴンクエストの世界」を聴きに行きました。作曲者のすぎやまこういちさんのお誕生日だということもあり、満員の会場、すごい迫力でした。
そしてまた、バイオリンが弾けたら楽しいだろうなと。
私みたいな経験から、楽器が弾けたらなと思っている方もいるのではないでしょうか?
小さい頃は嫌でやめてしまったけれど、趣味として楽しめればと考える人、仲間づくりができるかもと考える人も、気軽に体験教室に行ってみてはいかがでしょうか?
ヤマハミュージックスクール公式|楽器を習うなら大人のヤマハ音楽教室
資格にチャレンジする
この年になって、必要とも思えないし、新しいことを覚えるにも時間がかかるし、資格なんて取りたいとも思わない…と早急に答えを出すのはとても残念なことです。
新しい資格を取れば、世界は広がって考え方も広がります。もしかしたら仕事につながるかもしれないですし、新しいことの刺激によって、認知機能が活性化するかも。
資格といってもあまり難しく考えすぎず、少し役にたてばいいくらいでいいのです。
- 日本茶が好きな人が、日本茶をもっと知るために「日本茶アドバイザー」
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- ガーデニングが好きな人が、寄せ植えの花の相性など知るために「ガーデニングプランナー」や「ベランダ菜園」
- 甘酒やお漬物が好きな人が「発酵食品ソムリエ」の資格を取得
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- 薬膳ブームの今、体を調えるのに役立つ「薬膳コーディネーター」
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- アラカンシニアからでも「お金の勉強」をして暮らしを豊かにする
- しわやシミが気になってきたので合う化粧品のことを知りたい「化粧品成分検定」
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私は「何もしなければ始まらない」という言葉を、自分に言い聞かせたりすることがありますが、確かにそうなんですよね。
始めの一歩はおっくうだったり、面倒だったりするけれど、始めてしまえば案外面白くサクサク進んでしまいます。
アラカンシニアの時間は有限です。さっさと始めて、今までの自分とはちがう自分に出会ってみましょう。
王道のスイミングやアクアビクス
アラカンシニアの習い事で一番多いのは、スイミングやアクアビクス、ヨガなどスポーツクラブに入って適度に身体を動かす習い事では?
スポーツクラブに入会している友人は多く、それぞれに特徴があったりしますが、どれもすごく体を鍛えたいという目的ではなく、健康維持のため、ストレス発散のためが多いでしょう。
プールでは水泳クラス、水中歩行、子供クラスととても賑やかですから、耳や目、水の触感などの感覚機能が刺激されて、いつまでも若くいられそうです。
子供たちが笑ったりがんばっている姿を見るのも、かわいらしいものです。もちろん、アラカンシニアの仲間たちもたくさんいて、わいわいと会話もはずむことでしょう。
私も若い頃から、スイミング、テニス、ヨガ、アクアビクス、太極拳、気功、カーブスなどを習ってきたものの、
ものになってできるよ~と自慢できるのは、スイミングとテニスくらい。あとはかじった程度です。
ですが、ストレス解消のためならそのくらいでも大丈夫です。スポーツクラブへ行って、人とあいさつを交わして、体を動かして帰ってくる。そのくらいで毎日の彩りが明るくなります。
友人も「あいさつ交わす程度でいいんだよね」と言っていました。
友人の一人はパーソナルジムに通っていて、マンツーマンでの体作りをしています。
アラカンシニアに絶大な人気を誇る「カーブス」も30分ですべてが終了するので、お手軽な健康作りの場ですよね。気軽な感じが私は好きです。
ひとりひとりに合ったスポーツや先生との相性があると思うので、まずは体験でが良いでしょう。
【公式】女性専用フィットネスクラブ・スポーツジムなら30分健康フィットネスのカーブス
デジタル画を描いてみる
若かりし頃、商業用のPOPを仕事にしており、illustratorを使用し簡単なポスターを描いていました。今でこそバージョンアップされ、わからないこともありますが、パソコンやillustratorに触れることが好きで、
子供たちがデジタル画を描いていることもあり、教えてもらいながら何度かチャレンジしたことがあります。
- パソコン、タブレット
- イラストソフト CLIP STUDIO、 Photoshop、Adobe Illustratorなど
- スタイラスペン
などを揃えれば、描けるようになります。着色や修正も簡単ですし、階層の構造を知ると面白くて描くのが楽しくなります。
描いた絵を発表したり、販売もできます。私は水彩画が好きですが、水彩っぽいタッチを描くこともできます。
自分の好きなように、うまくなくてもいいと敷居を低くすれば、楽しめる習い事の一つになるのではないでしょうか?
お子さんやお孫さんとの会話も弾みそうな趣味の一つになるはずです。
スクールや教室では若い方が多そうで恥ずかしいという方は、ストア力や通信講座を利用してみるのもいいでしょう。
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まとめ
今回は気軽に習い始めることができるものをご紹介しました。
アラカンシニアは若い頃に比べ、気力と体力が減っています。もちろん気力がバリバリあるという方もいますが、あまり無理をすると疲労がでたり、安定の波が大きく揺らいでしまうことにもなりかねません。
心に余裕をもち、メリハリをつけ自分スタイルで楽しんでいきましょう!